自称変わり者の寝言
伝言が好きなの女の子は言った
左手の指先にかすかな痛みがあったもちろんそんなはずはない俺はもうすべての両手足を失っているからだ
他人を自覚的に意識的に踏み台にできる人間ってのはなかなかどうして怖いものがあるよな
ひとは青春期に至って突然新しい世界を持つということがある
たとえば彼女が死んでもきっとその花は咲くだろう
古い歴史をもつ海辺の街風早の街
わかったようなことを言っていたってわかっていたのは過去の話だ
青い空がどこまでも続いていた
あなたは30代以降どんな人生を送りたいですか?
届きますか届きません
ある朝星沢皇児が妙に気掛かりな夢から眼を醒ますと自分が寝床の中で見知らぬ恐ろしくハンサムな男に変わっているのを発見したのです
それはただ触覚と聴覚とそして僅かの嗅覚のみの恋でございます
恥の多い生涯を送って来ました自分には人間の生活というものが見当つかないのです
何度確かめても受け取った名刺には渡来真緒とある
射たれる日まではあまり気に入った仕事ではなかった
死刑囚は最後に饅頭とタバコをもらえるのだと何かで読んだことがある
私の男はぬすんだ傘をゆっくりと広げながらこちらに歩いてくた
女は厭がっていたのだ
どんなふうに生きてもいい時代になりました
時刻は午前三時十四分十月三日
彼はひどく風変わりな少年だった
はあはあはああたしの呼吸は荒い
昔々あるところにというくらい昔せき止めにチミツシンという茶色い液体を飲まされた
神さまがいなくなった猟鬼が泣いた
犯人は考えている
十月のその土曜日長く続いた雨があがった
葉桜は夏の季語だそうだ
亜佐美が死んだのはショックだったな
京都市か京都府か
これは箱男についての記録である
さびしさは鳴る
俺たちこれでブレイクするんじゃね? ’02年の2月嵐にはそんな空気が漂っていました
真っ赤な嘘というけれど嘘に色があるならば薔薇色の嘘をつきたいと思う
正直いって初めて会ったときはチャルズ・ストリックランドが特別な人間だなどとは思いもしなかった
酸っぱさと皮が入り混じったような臭いで目が覚めた
たとえばバッハのルドベルク変奏曲を弾くように毎日を思い通りに演奏することができるだろうか?
女は厭がっていたのだ
!僕は起き上がる掛け布団がばさっと床に落ちた
あの夏の夜のことは忘れられない一瞬を境に人生が変わった
 山路を登りながらこう考えた  智に働けば角が立つ情じょうに棹させば流される意地を通せば窮屈だ
春が二階から落ちてきた
運が良ければここから野生のアザラシが見えると教えられた浜辺で
少年の名はサンチャゴといった
学びとはなんなのか
阿形順正は私の全てだった
とおいとおい空のむこう雲をこえてかぜをすりぬけてそのもっともっとむこうに一頭のゾウがすんでいました
沈黙は単に人間が語るのを止めることによって成り立つのではない
いよいよだなああなんだかドキドキしてきたよ
伸ばした小指のつめはきっと春のさきっぽにもうすぐ届く